アニメ【七つの大罪】という作品は七人の大罪を犯したとされる罪悪人の戦いを描いたアニメです。
大罪を犯して指名手配とされた七人の罪悪人の話となるわけですが、この罪悪人というのが実は正義の味方的な存在となり、彼らを指名手配して、追いかける聖騎士の方が実は悪者というところから話が展開していく事になります。
一応聖騎士は王国に仕える優秀な戦闘集団という事になっているのですが、
様々な聖騎士がいて自分の野心のためだけに動くもの、単に上の言いなりになって動くものなど、聖騎士の本来の考え方から遠く離れた存在となってしまうモノも多くいて、本来は罪人を倒すという仕事もあるはずなのですが、その本来の目的とは違う自分の欲望だけで動いてしまうという事も多々ありました。
そのため、罪もなく単に自分のやりたいことをしている七つの大罪の戦闘集団とバトルとなり、これが大きな戦乱を招き寄せるという事にもなるという展開にもなっていきます。
聖騎士を束ねるトップが実は悪魔に乗っ取られていたり、その悪魔を利用しようと考えていたりと話が魔界のとんでもない化け物の話になっていく事にもなります。このスケールの大きなところがこのアニメの魅力の一つという事になるのかもしれません。
戦闘集団である七つの大罪の団長であるメリオダスは謎が多い人物で、どうやら魔族と関係があるという事も話の中でだんだんと分かってくる事になります。
とんでもない強さを発揮する団長ではありますが、普段はまずい料理を出すお店のマスターという肩書になっていて、お酒は美味しいけれども、料理はとんでもなくまずいという意味不明のお店を出しているというお茶目なところがあります。
王国の王女様が大好きですぐにお尻を触るというスケベなところがある。魔族らしいという事で、戦闘中に時々魔族の紋章のようなものが体に出てくる事になるのですが、そうなるととんでもない強さを発揮する代わりに、普段の優しい感じは無くなって冷酷無残な感じに豹変するという事もあるのです。
このアニメはこうしたメリハリがきいているのが面白いという事になるのかもしれません。
戦闘シーンはとにかくカッコイイのですが、ボケのシーンになると途端に絵のイメージが変わっていくところも見どころという事になるのでしょう。
画力があるので、シーンによっていろいろと使い分けているということをしていると考えられます。
七人の戦闘集団はキャラクターも全く違っていて、妖精王のような妖精族の王様がいたり、巨人族の人がいたり、不思議な魔力を操つる怪しげな人物がいたり、不死身のアンデッドのような人がいたりと、個性が際立つ人達ばかりとなっているので、彼らの活躍も見どころという事になるでしょう。
魔法も操りますし、剣などの武器を使ってのバトルも見どころの一つです。
剣と魔法、それに知恵を駆使してのバトルが演じられることになるので、常に戦闘シーンは迫力満載ですし、画力があるので、様々な演出も巧みに使用されていて、息をつかせないバトルを堪能することが出来る用になっています。
魔法と言うととんでもない事が出来てしまうのが常なので、それにいかにリアル感を持たせるのかという事がカギとなるのですが、それを画力の高さで上手く表現することが出来ているという事になるのかもしれません。
そのため、大人気の作品となっていて、テレビアニメでもシリーズ化されていて、第一部だけではなく第二部も放送されています。
テレビは見逃してしまうと見られませんから、そのような時にはU-NEXTの見逃し配信で楽しむと良いでしょう。この作品は話が続くものですから、前作を見ていなと話が分からない事もあります。